距離感の違いが生み出す悲劇

とあるライブにチケットの抽選申し込みをしていて。
チケット取れたら一緒に行きましょう!と知人と約束をして、それぞれ申し込みをした。競争率の高いライブだったのだけど、奇跡的に二人ともチケットが取れてしまった。喜びつつも、やべー2枚余っちゃったね譲り先探しとくね!と知人にメール。が、ちょうど手持ちがなかったので、チケットの振込み期限をスルーしてしまった。どっちにしろ2枚余分に取れてるのだし、譲渡先もまだ見つかってないし大丈夫だろうという油断があったことは否めない。だが、そのことをメールしたところ、知人が一枚しかチケットを申し込んでなかったことが発覚!二枚申し込んでね、ってメールしたことを、土日の一枚ずつ申し込むことだと理解してた模様。なんでそうなる!一緒に行こうと言ったのに席は離れてもいいの?もしかして嫌われてる?
が、落ち度は私にある。万一向こうもチケットがダブったことで振込みスルーしちゃう可能性もなきにしもあらずだったし、なんか話が噛み合わないと思いつつもよく摺り合わせなかった私も悪いのだし。そもそもチケットが取れた直後のメールに感じた違和感にもう少し深く突っこんでいれば、誤解を解けるチャンスもあったはずなのだ。そしてその時点で誤解が解けていれば私は振込みに行っていた。だが、相手に「メールだらだら続けちゃってすみません」と返されてしまったので、(もうそろそろメールを切りたい)という意思表示なのかと思いそれ以上続けられなかったのだった。
ようやく、問題点が分かった。齟齬の原因は、私と知人との距離感の違いにあったのか。それが擦れ違いを生み出していたのだ……。ちょっと哀しくなってしまった。
おかしいな、一緒にディズニーに行こうと約束もしたのにな!?そしてそれを言い出したのは向こうだったのにな。仲良くなれたと思ったのにな。